それは認識する。
怒れることがあったとします。
まあそれは人間だれしもあります。
そうしたとき思い返してあーだこーだ思うとますます怒れてしまいます。
しかしなぜ怒れているのかがわからないとくすぶり続けます。
コツとしては瞬時になぜ自分が怒っているかを認識することです。
勝手に自分のものを使われて怒れているかもしれません。
そうしたときに冷静に自分に問うのです。
「あなたはなぜ怒れているのですか?」
と。
その時に自分の中で怒れる理由を言おうとします。
「勝手にペンを使われたから怒れているのです。」
まあ、実際には勝手に自分のものを使われるのは、
自分が不当に扱われているとか不利になるとかいろいろな理由があると思います。
ですが冷静に自分になぜ怒れているのですか?と問うた時、
冷静に考えると
ペンを勝手に使われたからですと心で言語化すると
もう起きたことになります。
形になった後はもう消えていくのみです。
もう時間の問題です。
過去のことです。
心の中でくすぶっているといつまでも燃えていて苦しいのですが
言葉にする、言語化すると
心の中から現実に物質化します。
そのものが確かな形を持ったものになり
心の中から外に出ちゃいます。
そうするともうそれは二度と心の中には入りませんから
いずれ心からは剥がれ落ちていくでしょう。
だから心の中のモヤモヤしたものは
なぜあなたは怒っているのですかと自分に問うて
光を当てましょう。
そうして明確な物質化したものはやがて消え去ります。
この行為を行うと心は光を当てられたと受け入れられ
やがてその効力は失います。
その時あなたは冷静になりこう思うでしょう。
私はペンを借りられて怒っていますと。
もう怒りは形となりあなたは冷静になるでしょう。
あやふやだから想像が膨らんで怒りが広がる。
はっきりと形を見れば冷静になる。