諸行無常。世の中は常に移り変わりひと時として同じ状態ではないというこの世の定めの事です。
楽しいパーティーもいつしか終わり、つらい時期も過去のものに。物事は常に移り変わっています。大活躍していた芸能人がいつしか姿を消していき、いつの間にか新時代が幕を開いていたりします。
こうしたことをしっかりと受け入れることにより物事に執着して苦しむことから解放され、常に自分自身を変えていきよい状態を保つ姿勢を持つことができます。
人気のあった活動もいつしか勢いを失っていくものですが、諸行無常も悪いものでもありません。失った状態もいつしか終わりを迎えふとした時に目にした雑誌の記事で新たな活動を目指すこともあるでしょうし、また活動の内容も終わっていきつつあがく苦しい時期に入ってもそこでもがき続けることにより新たな方向性が生まれてくる可能性もあるからです。
いつまでも活躍している人が世の中にいます。常に第一線で活躍する企業もいます。それは動的平衡といいます。常に終わっていき同時に常に生み出し続けるとき系全体では一定であるように見えるというものです。ですから変わらないように見えるのは常に変わり続けているからの結果であるといえるのです。
そうして変わり続ける力が上回っているときにはよりよくなっていくように見えるのです。
ですからそうした浮き沈みを経ながらも常に変わり続けることにより徐々に成長していくわけですからそれを踏まえてそれでも変わり続けつつ未来を見据えて進み続けたいものです。