自分にも厳しい人は他人にも厳しい。
もちろん表立って厳しくはしないが心のなかでは捌いていたりする。
そうしたものは表立っては出ていないように見えるが実際には表に出ている。
出さなくても心の中のものは外に出るのだ。
他人に優しい人もいるだろう。
しかし自分に厳しい人はおそらく多いのではないだろうか?
そうして自分に厳しい人は自分に優しくする方法を知らない。
真面目だったり一生懸命だったりするが厳しさをやめれないのだ。
これはこころが冷たいということではない、方法を知らないのだ。
その答えは慈悲である。
自分も周りもみんな苦しんでいる、それをおもんばかって優しく慈しむ心を持つ。
自分に対して慈悲を持つ人は周りにも慈悲の心を持つことが出来る。
それが優しさとなって周りにも自分にも広がっていく。
そうすると自分も他人も裁かなくなるのでだんだんと人生が楽になっていく。
こうした慈悲の構造はなかなかに見抜くことができない。
この世では一生懸命にやることを推奨されるが、自分に慈悲の目を持つことをあまり習わない。
だから慈悲の心を持つことはありがたいことだと言える。
自分に慈悲を持つことは周りにも慈悲の目を向けられるということであり、そうすると睡眠や心の穏やかさ人間関係への変化など多岐にわたってその恩恵を受ける。
情もそうだけどこれらは人にやるように見えるが実際にはその恩恵を受けるのは自分なのだ。
情けは人の為ならず。
慈悲も同じことで、慈悲の心を持つことで一番救われるのは自分自身なのだから。


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