ムンさんは新しい饅頭を作るのに没頭していた。
「うーん、なにか甘くて酸っぱくてまろやかな饅頭がほしいなあ。」
酢とかクエン酸とかを試しましたがどうも酸味が強すぎます。
「やっぱり果物のほうがいいよなあ。」
冷蔵庫の中をあさります。
「いちごか?それともキウィか?」
そういえばうさぎのシータさんからもらったラズベリーがあります。
「あ、これいいんじゃない?」
「やっぱりベースはあんこかなあ。」
「あとはまろやかさを出すにはどうしたらいいだろう?」
なんとなくココナッツを入れるとまろやかになる気がしたのでココナッツを入れました。
食べてみると意外と美味しかったのです。
「これ売れるんじゃないか?」
ムンさんは皮に包んで蒸し器に入れました。
15分後ほっかほかの饅頭が出来上がりました。
「あ、これうめー。」
ムンさんはびっくりしてハナさんを起こしました。
「あ、これうまい。」
ハナさんもびっくりしました。
それからラズベリー饅頭は森の名物となったのでした。

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