日本ではどういった人々が金持ちであるのか?

お金
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日本の金持ちの分布については以下のことが言えるといわれています。

①高い給料をもらっている人々です。

高所得の職業についていうる人がお金持ちとなっている現状があります。その多くは大都市圏に集中しています。なので日本でお金持ちになりたかったら大都市に移動し、給料の良い職業に就くことが望まれます。

②中身は医師、弁護士、エンジニアなどの高度専門職や大企業の経営者です。

それらの人々のついている職業はおなじみ医師、弁護士、高度機械エンジニアなどの高度な専門職や一流企業と呼ばれる大企業の経営を行っている人など、いわゆる社会的にみて成功しているといわれているかなりハイレベルな人たちです。

③一部の人たちは先祖の資産を引き継いて金持ちであり続けます。

過去の明治大正昭和の時代に先祖がこうした職業で財を成した場合、それらを受けついでその子孫が現在でも金持ちでいられるという現状もあります。

④不動産投資による人々もいます。

これらで財を成した人々はそれらの金を使って都心の高級地区や商業施設の建設のお金を出し合い、その施設の売り上げから利益を得ています。またはそれらの土地を売却して利益を得ます。

⑤株式投資や金融商品について勉強し利益を得ている人もいます。

かなりのプロのレベルになると思われますが、コツコツ貯めたお金で少しづつ金融商品を買い値上がりと売却を繰り返し、徐々に資産を大きくしていく人たちもいます。

こうしてみると多くの人が想像したり、人から聞きそうなタイプの人たちが実際に日本の金持ちを形成していることがわかります。

貯蓄の残る人は残す人

お金の分布についてはパレートの法則というものがあり、富裕層と呼ばれる人々がその国の富の大部分を所持する傾向があり、その傾向は日本でも特に顕著に表れています。

その金額はどの程度の大きさといわれるのかというと、年収にして1000万円以上、株式などの資産が1億円程度といわれる人々で、もちろん多いですがとてつもなく桁が違うというわけではなさそうです。

そこからいえる事はそうでない人が世の中の大半といって、年収300万円ほどの人が多いですし、年収1000万円であるならばかなり多い収入を得ていると言えます。

また意外な話ですが、年収300万円の人々の方が貯蓄が多いという話はよく聞きます。

年収1000万円を稼ぐためにはその分労働はとてもハードなものになる傾向があり、稼ぐ割には節約のために労力を惜しむのがむつかしい傾向があります。

意外と1000万円稼いでもいい土地に住んだりとかちょっといい車を買ってしまうとあまり残らないといわれています。

お金持ちになる一番の方法はたくさん稼ぐより、たくさん残すことだといわれます。

たくさん稼いでもストレスからばんばん使ってしまっては1000万円なんてあっという間になくなってしまいます。

それだったら年収300万円でも程よい働き具合で、つつましい生活をした方がかえって財は残るといわれています。

お金と幸せの関係は?

一般的にお金が増えると幸せになるようです。

しかしある程度の金額を超えるとそれ以上あっても買うものがなくなるので、お金による幸せの寄与度は打ち止めになるそうです。

例えば食べるモノ、着るもの、生活用品などが満足に買えるようになるとそれ以上あってもだんだんとお金による幸せに与える影響は薄れてくるそうです。

またお金による幸せは順応効果と呼ばれる作用により、すぐになれてしまうといわれています。

年収600万円の仕事に就いたとしてもその時に得られる幸せは2,3年もすれば慣れてしまい、600万円の年収の幸福感はひと時のものになるそうです。

また人の幸せは労働環境だったり、家庭環境、人間関係などお金以外の要素による影響が大きいので、幸せの問題がお金だけで全部解決するわけでは当然ない訳で、お金を稼ぐだけでなくそれ以外の要因も大きいようです。

お金もやりがいも目指そう

今の時代お金がある程度あればそれなりの暮らしができる時代になっています。

100均でフライパンや調味料なども変える時代です。

それ以上の資産を持つことを目指すべきよりも、ある程度の生活資金を得られる方法を確保したら生きがいを重視することも大事になってきそうです。

多様性の時代になっていますから、皆が一律にお金持ちを目指すよりも、何が自分にとって幸せな生き方になるかを考えることが大切な時代になったようです。

お読みいただきありがとうございました。

まる

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