状況は常に変わります。
そして大体それに対して処し方というものも実はあります。
集団、つまり組織にいると若いうちはドラマなどに出てくる型破りといった行動がかっこ良かったりします。
しかし自分の立場や年齢が上がってくると気づくことがあります。
このやり方では集団がそもそも持たないぞと。
自民党をぶっ壊すという小泉元首相の発言で同様に会社をぶっ壊すといった感じで組織の構造をぶち壊すのはかっこいい感がありますが、実際にはやってみると壊れたとしても自分の船を壊すようなもので、実際には何も残らないのがわかるようになってきます。
それは戦争でも一緒で相手の資源だったりを奪うのですが、使える物から人まで全部ぶっ壊したのでは手に入るものがありません。
まあ、戦争は話が実はよくわからないのですが
会社の中で言えば争って全部ぶち壊してしまったら組織自体がなくなってしまいます。
そこでだんだん見える景色が違ってきます。
それは年齢によるものもあるでしょうが
自分のステージが上がってくるとだんだんと見えてくるものでもあります。
人の集団で自分たち自分たちで勢いをもってやるのが良いと思える若いステージもあります。
しかしレベルが上がってくるとこれでは集団というものがそもそも成り立たないなということが見えてくるのです。
そうすると少し大人になるというかステージが上がってくると全体のことを考えたとらえ方も考えられるようになってきます。
これが大人になるというか人生のステージが上がるといいます。
そこらへんは組織の大きさとか給料の過多に限らず見れるようになることが人間的な高さというものになります。
人間は一人では生きてはいけないという言葉があります。
それは一人でパソコンやお米屋靴や服などをすべて用意できないということもありますが
そもそも気持ちの面でも人と過ごせれていないということは大きな苦痛があるのです。
そういう意味でも人は一人では生きてはいけないということがあります。
やはり集団の力は大きいのです。
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